コスプレイヤーで腐女子の私が結婚できた本当の理由
「オタクな男はモテない」と昔からよく言われますが、何も男性に限ったことではありません。女性でも度を超えれば男性から引かれてしまう場合が多いでしょう。
腐女子ともなれば気味悪がられることもしばしばです。オタクで腐女子のコスプレイヤーだった私が結婚できたのは、今の主人が特別だったせいもあるのかもしれません。
恋愛に興味が薄い
レイヤー仲間はたくさんいますが、結婚している、もしくは彼氏がいるという友人はほんの一握りです。
「そろそろいい歳だし、子供が欲しいけれど相手がいないのよね」という会話は、アラサーの友人たちの間ではお決まりのあいさつのようになっています。
スポンサーリンク
私も、もし今の主人と出会えていなければ、もしかしたら結婚していなかったかもしれません。
二次元に恋をしていることの多いオタクは、現実世界の恋愛や生活がないがしろになりがちです。コスプレはオタク活動の中でも特にお金がかかる趣味でもあります。
欲しい洋服を我慢してでもウィッグを買おうとしますし、イベントのアフターは居酒屋で2時間3時間、好きなキャラクターについて熱弁することもしばしば。
はっきり言えば、恋愛している暇がないといってもいいでしょう。自分の趣味のほうが断然忙しいのですから。
それでも、女としての幸せも経験したい
10代、20代前半は趣味に全精力を注いでいても、「楽しければいっか」で済ませられましたが、ある時ふと気づきます。「このままでいいのかしら」と。
私も、毎週末気の合う仲間とイベントに出かけ、好きなキャラクターの衣装に身を包み、BLのカップリングについて話しているときが何より幸せでした。
しかし、友人の結婚報告を耳にする機会が増え始めると、このままではまずいと少し焦りはじめる自分に気づきました。
幸いなことに、当時私には恋人がおり、「お互い結婚適齢期だし」とプロポーズをしてもらうことができたため、コスプレ仲間の中では早くに結婚し、現在に至っています。
とはいえ、私の趣味や嗜好に理解がなければ、一緒になることはなかったでしょう。
レイヤー同士のカップルは意外と多い
オタクと言えば、出かけるところは秋葉原や池袋、中野くらいで、あとは引きこもっているイメージが強いという方も多いようです。
実際、ゲームや漫画系が好きな方は家の中で過ごすことがほとんどなのだとか。
コスプレイヤーはオタクの中でもアクティブな人種です。
毎週末あちこちのイベント会場に出かけ、素敵だと思ったキャラのコスをしている方には積極的に交流しようとする方も少なくありません。
スポンサーリンク
実際、会場で声をかけたりかけられたりした友人は何人もいます。イベントで知り合い、交際に発展するケースは意外と多いのだとか。
レイヤー活動やBLについて理解がない男性とは付き合えないと思っている女性は多いでしょう。
同じコスプレを趣味としたカップルが多いのは、お互いの好きなことを認められるからだといえそうです。
腐女子に理解を示してくれる一般男子は少ない
主人は、漫画を読んだりアニメを見たりはしますが、オタクではありません。そのかわり、車が好きという趣味があります。
自分の乗っている車についてはとことん調べ上げ、ディーラーでも知らないような知識を身に付けるほどです。
私の趣味についても、同意することはありませんが理解は示してくれます。BLゲームをしていようが、同人誌を買いあさろうが、限度を越していなければ何も言いません。
面白い作品なら、一緒に観賞してくれることさえあります。
オタクではない男性でそこまで理解してくれるのは珍しいらしく、友人たちからはいつも「いい男を捕まえた」と羨ましがられているようです。
不満もないわけではありませんが、趣味に関しては確かにありがたいことだなと思っています。
オタク男子を狙うべし
一般の男性とお付き合いをするとき、何よりもネックになるのがオタクや腐女子のカミングアウトでしょう。
「俺気にしないから」なんて言っていた男性でも、男同士で絡み合っている同人誌を目にした日には連絡がつかなくなってしまうこともあるのだとか。
自分の知らない世界に興味を持ってくれる、または車、歴史、電車など、ジャンルは違っても同じように熱中できる趣味のある男性を狙うと良いかもしれません。
少なくとも、好きなことに情熱を注ぎたいという気持ちは理解してくれるはずです。
最近ではオタク同士の合コンも企画されているのだとか。恋愛にも少し精力を傾けようと考え始めたら、行動してみると良いかもしれません。
洗脳は少しずつ行いましょう
好きになった人、交際することになった相手がオタクの気が全くない男性だったという場合もあるかもしれません。
そんな時はいきなりすべてカミングアウトしないようにしましょう。いきなりすべてさらけ出さず、少しずつ洗脳することをお勧めします。
私はコスプレ写真や同人誌について、最初は口で説明するだけにしていました。相手が全く興味を持たないのなら、無理に理解してもらおうとしないほうが良いかもしれません。
もしだんだん興味を持ち始めたら、当たりさわりのない写真や本を見せてみます。今では主人も、私のBL談議に付き合ってくれるようになりました。
自分の妻が腐女子だと思われたくない様子
私の趣味を否定はしないとはいえ、自分の妻がレイヤーで腐女子であることは内緒にしているようです。
私も彼の評価を落とさないため、普段はひた隠しにして生活しています。理解してもらうためには、相手の立場や彼の好きなものに対しても理解しなければなりません。
自分の好きなことに時間もお金も注ぎ込むのは、恋人ができたり結婚をしたりすれば難しくなります。
まずはそれでもいいと思えるパートナーを見つけることが先決かもしれません。
スポンサーリンク
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (1)
そりゃコスプレイヤーが妻だなんて誰でも言いたくないでしょうね・・・
不特定多数の気持ち悪いカメラマンに囲まれて喜んでるような人種ですもん