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なにげない猫のしぐさから猫のキモチがどれだけ分かるか?

2014.01.14

なにげない猫のしぐさから猫のキモチがどれだけ分かるか? はコメントを受け付けていません

何をしていてもかわいい猫のしぐさ。その意味についてしっかりと考えたことはありますか?

飼い主的には理解しているつもりでも、意外とわかっていないことも多いはずです。

そこで、基本的な5つのしぐさについて、猫のそのときのキモチを探ってみたいと思います。

猫が体をすり寄せてくるときのキモチ

人間的に胸キュンな猫の動作の一つとして「体をすり寄せてくる」があります。自分のことを好きでいてくれるんだな、と思えてとても嬉しくなりますよね。

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しかし、猫本人からすると、必ずしもそれは愛情表現ではないようです。(もちろん体をすり寄せている人間がキライではないことは明らかですが…)

あの動作をしたあとは、だいたい何かを要求します。ウチの猫の場合は

・外に出たい
・エサがほしい
・遊んでほしい

などです。単に「かわいい」という人間の主観や「愛情表現」というとらえ方だけでなく、何を要求しているのかな?と考えてあげた方が良いでしょう。

また一説によると、あの動作は猫のマーキングの一種であるとされています。

「この人は僕のものだにゃー!」

なんて言っているのかな?と想像すると、なんだかほっこりした気持ちになりますよね。

とにかく、体をすり寄せてきたらそこには何かしらの要求や意味があるのだと考えていいでしょう。

何かにジャレついているときのキモチ

これはどちらかというと、キモチというより何より、猫の本能的な部分の表れであるような気がします。

本人は眠いのに、動いているものがあるとついつい反射的に手(前脚)が出てしまう…本人も軽く後悔しているようにも見えて微笑ましいです。

動いているものでなくても、たとえばミカンの皮の切れはしが落ちているのを目にして反射的に手が伸びることもあります。

そんな時はたいてい、「ちぇ、だまされた」という面持ちで、再び丸くなってしまいます。

ですから、「ジャレる」というしぐさは、猫自身もあまり深く考えずに手が勝手に動いている公算が大きいです。

勝手に動いてしまう猫の手

自分で目隠しするのはまぶしいから?

みなさんのお宅の猫ちゃんは、自分で目隠ししますか?ウチのは代々三毛猫(もちろんメス)なのですが、まぶしくなると自分で目隠しをします。

今の子は片手でややワイルドにぐわっと目隠ししますが、前の子は、人間の子どものかくれんぼみたいに両手でしていました。

普通に寝ている部屋の電気を点けるとやるので、これは素直に「まぶしいよ・・・」というキモチの表れなのではないかという気がします。

その動作が可愛らしくて灯りを点けたり消したりしたくもなりますが、猫にとっては迷惑ですから止めておきましょう。

ちなみにうちの猫は最近、何かに頭を突っ込んで首から下だけ丸出しで寝ていることもあります。やっぱりまぶしいのは嫌いなんですね。

段ボールの上で寝る

訴えかける目、見つめる目の「なぜ」

これは謎です。いろいろなシーンで自分を見つめるキラキラの瞳に出会うことがあります。

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でも、そのあと何かを訴えることもあれば、ただ見ているだけで、特に何かを訴えることなく丸くなってしまうこともあります。

特にびっくりするのは、ふと何かの視線を感じて振り向いたときに猫がじーっとこちらを凝視しているときです。

キラキラと金色に輝く目で、ただこちらを凝視しています。

負けずにこちらもじーっと見ていると、何事もなかったようにつと目をそらして毛づくろいを始めたりします。

あれはいったい何なのでしょうか?

完全に憶測なのですが、これは「所在の確認」の意味があるように思えます。

表情を読み取るのが難しい動物ですが、「じっと見る」というしぐさによって、「私(人間)がそこにいる」という安心を得ているのではないのでしょうか?

ジッと見つめる

のどをゴロゴロ鳴らしているときのキモチ

これはやはり猫の「喜び」や「うれしさ」の表現で間違いないでしょう。

エサを与えているときにはしきりに体をすり寄せながらゴロゴロ言っています。

長時間外を飛び回ってお腹を空かして帰ってきたときには、エサを食べながらゴロゴロやっています。

寝ているときには基本的に無音ですが、そっとなでてあげると、お腹を見せながらゴロゴロとやります。

体をすり寄せてくるときよりも、不思議とこのときのほうが愛情表現してくれているような気持ちになります。

ただし、手荒くなでると両手でつかまえてガブリとかみつきます。

(まあ、これはウチの猫だけかもしれないし、本気で噛んではいませんが…)お腹をなでているときは、猫よりも自分のほうが幸せな気分になります。

あのフカフカ、フニャフニャ感はたまらない…

眠っている2匹

「最愛の友」のために理解を深めたい

多くの人が、共に暮らす猫をペット以上の存在として認めています。たとえば「最愛の友」であると考える人も少なくありません。

最愛の友が自分のそばにいてくれることで、私たちは無償の愛を受けることができます。

ただ、そういう貴重な存在であるからこそ、もっと深く理解してあげることで、よりよい友好関係を見出せるはずです。

単にかわいい、いとおしいというだけでなく、最愛の友がいった何を考え、私たちに何を訴え期待しているのかを知ることは重要です。

場合によっては体調不良やストレスを訴えている場合もありますから、しぐさの意味を知ることはなおさら重要です。

キモチを理解するためには、猫のしぐさにどんな意味があるのかを理解しようと努めるのが一番の早道なのではないかという気がします。

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