猫が大好きでごめんなさい!ネコと生きるわたしの波乱万丈人生
数千年前から人と一緒に暮らしていたという記録が残っているほどに猫は私たち人間にとってとても身近な存在です。筆者の家にも物心ついたころから猫がおり、現在でも一緒に暮らしています。
両親の離婚や妹の嫁入り、自身の結婚などによって筆者の家族の形は大幅に変化しましたが、猫がいつもそばにいる、ということだけは変わりませんでした。
一緒に過ごす時間が長くなればなるほどに、その存在は大きなものとなり、いつの間にか筆者の中でもっとも大切な家族となっています。
友人や妻からは異常だと言われるほどの猫への愛情…それによって大きな失敗をしてしまったこともあります。これはそんな異常な愛猫家の失敗談です。
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緊張のプロポーズ…そこで猫がとった行動とは?
現在の妻とまだ結婚する前のことです。ある程度の交際期間を重ね、いよいよプロポーズをする時がやってきました。場所は筆者の家です。ちょっと手の込んだ料理を作り、BGMを流して雰囲気作りはバッチリです。
「一生大切にするから僕と結婚してください。」
ついに一生に一度しか言わないであろう言葉を発し、彼女からの返事を待っている時に事件は起こりました。当時、一緒に暮らしていた老猫が突然立ち上がり、強烈な音で放屁したのです。
一瞬何が起こったのかわからず、固まってしまった後、二人で大笑い…。せっかく作った雰囲気が台無しになってしまいました。この写真はその放屁直後の猫の様子です。
妻が大笑いしながら撮った写真ですので、ちょっとピンぼけになっていますが、この腹立たしいまでのドヤ顔…彼が老衰でこの世を去ってしまった今でも忘れることができません。
猫が原因で彼女に振られてしまった!
大学生のころ交際していた彼女とのデート中の話です。当時、前述の放屁猫と、もう一匹友人から貰った子猫と一緒に暮らしていました。この二匹はとても仲が悪く、目が合うといつもケンカばかりしていました。
あまりにもそのケンカが激しいことから、家を空けるときは必ず部屋を分けるようにしていたほどです。
ある日のデート中、二匹の猫の部屋を分けたかどうかが突然気になってしまいました。毎日家を出る際に、当たり前に取っている行動でしたので特に記憶しておらず、どうしても思い出すことができません。
もしかするとケンカしてるかもしれない…怪我してたらどうしよう…筆者の頭の中は猫の心配で一杯になってしまいました。もちろん、彼女の言葉なんてまったく頭に入って来ません。
「どうしたの?何か気になることでもあるの?」彼女が心配してくれましたが、何度も筆者の猫への愛情が異常であることを指摘されていましたので、まさか猫が心配で頭の中が一杯だ、なんて答えることはできません。
適当に言葉を濁してその場はなんとか乗り切ることができますが、時間が経てば経つほどに、心配は膨らんで行く一方です。
「私といても楽しくないの?だったら、無理しなくてもいいよ。別れよう。」
ついに彼女がそんなことを言いだしました。ですが、筆者の頭の中は猫で一杯です。これで家に帰ることができる!そう思ってしまいました。
「わかった、じゃあ帰るね。」筆者はそう言い残して猫の待つ我が家へまっすぐに帰りました。
帰り着くと待っていたのはこんな顔をした猫でした。無事に部屋は分けられていました。元気な猫の姿を確認した筆者は安堵し、猫を抱きしめました。
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しかし、安心した途端に彼女のことを思い出し、携帯を手にすると、こんなメールが着ていました。
「今までありがとう。私といても楽しくなかったんじゃ、しょうがないよね。あなたのことは忘れます。さようなら。」
あわてて電話をしてみましたが着信拒否…メールも届かず、それっきり会うこともできないまま、この恋は終わってしまいました。もう、猫と一緒にそのままふて寝するしかありません。
猫のために大激怒!そしてアルバイトを辞めた!?
学生時代、飲食店でアルバイトをしていたころのことです。
その店の店長とはとても折り合いが悪く、いつも嫌味を言われていました。ですが、相手は一応上司です。逆らうことはできません。
嫌だったらそこで辞めてしまえばよかったのに…そう思われるかもしれません。ですが、筆者が暮らしているのは九州の山の中。
超僻地でしたので、学生がアルバイトをすることのできる場所はかなり限られています。そんな中でようやく見つけたお店でしたので、簡単に辞めることはできませんでした。
しかし、そんなある日、どうしても我慢することのできない言葉を吐かれてしまいました。バイト仲間との雑談中に、我が家にいる猫の話になりました。それを聞いた店長はこんな言葉を口にしました。
「猫なんて所詮動物だろ?俺だったら鍋にして食っちゃうね。」
単なる冗談だったのかもしれません。ですが、この一言をどうしても筆者は許すことができませんでした。
気が付くと、店長につかみかかり、何度も「もう一度言ってみろ!」と叫んでいました。他のバイト仲間に止められ、なんとか落ち着きました。店長も筆者のあまりの剣幕に驚き、固まっていました。
これが原因でクビになったわけではありませんが、居心地が悪くなり、すぐに自分から辞めてしまいました。
そして、こんな時も筆者を癒してくれたのはやはり猫でした。
こんな筆者はやっぱり異常でしょうか?猫のために落ち込み、猫によって癒される…今日もそんな毎日を送っています。
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コメント
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コメント (1)
心優しいネコ愛に溢れたエピソード
同じ種族の私は、120%理解するとともに
たくさんの愛を与えてくれてありがとうと
ネコに代わってお礼を言います。