グルジアという国に実際に行ってみました~石を投げたら美女にあたる?
あなたはグルジアという国をご存知でしょうか?
多くの人がほとんど知らないと答えるのではないでしょうか。グルジアという国ははっきり言ってしまうと、日本との関係はさほど強くはありません。
強いて繋がりをあげるとするなら、相撲くらいでしょうか。まだ記憶に新しい黒海関や現役幕内力士の臥牙丸関などがグルジア出身です。
というわけで、あえてほとんど日本とは接点のない国「グルジア」に実際に行ってみました。
まずは基本情報!グルジアってどんな国?
グルジアは旧ソ連の国家で、位置的には2014年にオリンピックが開かれたソチのすぐ近くに位置する国です。南西側にはトルコ、北側はロシアと面し、西側に黒海を望むコーカサスと呼ばれる地方に属する国です。
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著名な出身者にソビエト連邦の第二代最高指導者ヨシフ・スターリンがいます。旧ソ連の崩壊に伴いロシアから独立した国であるため、いまだにロシアとは仲が悪く、2008年にはロシア・グルジア戦争も勃発しました。
首都はトビリシで人口は120万人程度です。グルジアの総人口が420万人程度なので、グルジアにおいて、首都トビリシの占める割合が非常に大きいことがわかります。
通貨はラリです。2014年3月11日現在約59.4円です。補助通貨としてテトリも使用されています。100テトリ=1ラリ。ちなみに隣国トルコの通貨はリラ。とてもややこしいです…。
公用語はグルジア語であり、第2言語はロシア語なため、英語が通じる人は比較的少ないです。
そのため地元住民との会話は、ロシア語かボディランゲージ中心となります。グルジア文字はかなり特殊な文字のため、一見ではまず読むことができません。
とっても小さな国際空港に降り立って…
首都トビリシの空港は非常に小さい空港です。日本の成田や関空などの国際空港をイメージしてそこに降り立つと、
「ホントにここ国際空港!?」
と、驚いてしまうほどに小さいです。
入国審査のゲートも二つだけ、そのうえ僕が空港についた時には片方はクローズしていました。
そのため実質入国ゲートはひとつしかありませんが、それでも何ら困らないほどの人数しか外国人観光客はいませんでした。(笑)
空港に到着したものの、その先の交通機関が…
その後、空港からは列車かバス、もしくは「マルシュルートカ」で市街地に向かうことになります。しかし…
列車は国際空港の駅にもかかわらず、数時間に一本しかありません。
バスも来るのだか来ないのだか、わかったものではありません。結局、大抵の場合マルシュルートカに乗って市街地に向かうことになります。
さて、気になる「マルシュルートカ」ですが、簡単に言うと小さな乗合バスです。
だいたい15人も乗ればいっぱいで、お世辞にもキレイとは言えませんが、独特の味があります。バス停以外でも手を挙げれば止まってくれることがあります。
とっても物価が安い!そして素晴らしいサービスも
グルジアでは長距離の移動でも多くの場合このマルシュを利用します。まさに国民の足といったような感じで、どこでも利用されています。
空港からマルシュに揺られること約50分。ようやく市内に到着することができます。運賃は日本円にして約35円程度です。
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このマルシュの運賃からもわかるように、グルジアの物価は非常に安いです。
ホステルは最安で一泊500円程度です。しかも、晩ごはん付き、ワイン飲み放題でこの値段です!
フリーコーヒー、フリーティーなら日本にもよくありますが、フリーワインは日本ではまずあり得ないサービスでしょう。
ワインが大好きなグルジア国民
フリーワインという、あり得ないサービスはグルジアならではのものと言えます。
と、言うのも、あまり知られてはいませんがグルジアはなんとワイン発祥の地です。各家庭で毎年数百リットルのワインを生産するのが、グルジアではごく普通なのです。
家庭によって味の違いもあり、あの家のワインは渋い赤ワイン、この家のワインは甘い白ワインなど個性があって非常に面白いものとなっています。
基本的にはグルジアワインは素朴で飾らない味が特徴と言えます。グルジア人はみんなワインが大好きなため、料理も必然的にワインに合うものとなります。
胡椒のよく効いたリゾットやグルジアの水餃子「ヒンカリ」などは特に愛されています。
石を投げたら美女に当たる?
また、グルジアは非常に美しい女性が多いことでも有名です。本当に街を歩けばすぐに、ものすごい美女と遭遇することができます。
「石を投げたら美女に当たる」とでも言えばいいでしょうか?それほどまでに美女が多いのです。
基本的にはロシア系の色素の薄い美女が多いですが、アジアとの境に位置しているためでしょうか?黒髪の美女もあちこちにいます。
髪は黒くても顔は完全にヨーロピアンです。黒髪×ヨーロピアンフェイスで非常にエキゾチックな魅力があります。
プロポーションもモデル並みの美女がそこかしこにいます。そんな美女が普通にスーパーなどで働いている姿は、いい目の保養になります。
ロシア系の女性は無表情なイメージもありますが、グルジアの女性はよく笑うためその点でも非常に魅力的に見えます。
どうやら世界的にもグルジアは、美女が多いことが知られているようです。そのため「グルジアに行ってきた」とヨーロッパなどで言った際に「やっぱり美人が多い?」などと聞かれたこともありました。
グルジアの隣国アルメニアも非常に美女が多いことで有名です。コーカサス地方の美女遭遇率は世界でもトップクラスと言えるかもしれません。
ワインと美女どちらでも簡単に溺れられる国グルジア。うーむ、まったく非常に恐ろしい国ですね。(笑)
まぁ、お酒も美女もほどほどが一番ですよ!!
By たきゅ佐々木
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