私は今、ドイツの首都ベルリンに住んでいます。こちらでの普段の生活の一コマをご紹介します。

ベルリンは平日も週末もマーケットが盛んです。今回紹介するのは火曜日と金曜日に運河沿いで開催されるマーケットです。トルコの皆さんが多く、とても活気があります。

野菜、フルーツ、トルコ布、スイーツ、チーズ・・・なんでもあります

こうして週に２回、たくさんの人達で賑わいます。この日はあいにくのお天気でしたが、盛りあがっていました。ここの一番の魅力はズバリ値段です。マンゴー３つで１ユーロ。普通のスーパーより断然お買い得ではないでしょうか。

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他にはオリーブのオイル漬けや、トルコのパン各種もお手頃価格で買えます。絞りたてのフルーツジュースが夏になるとよく出ています。ハルウミという日本だとあまり見かけないチーズやケバブの出店などもあるのでお腹を空かせて行くと、より楽しめます。

日本から遊びに来る友達は日本じゃ高くて買えないフルーツが破格な値段で売っているので、フルーツをたくさん買って毎朝食べています。ザクロ、いちじく、ライム、メロンなど美味しいフルーツが豊富にあるので迷ってしまいますね…。

下の写真をご覧下さい。このように、楽器を持ち込んで演奏し歌ったり、聞いたりしながら、おのおの楽しむ…というエリアもあるのがここのもう一つの魅力です。赤ちゃんや小さなお子さんを連れたママ、若い学生、アーティストなどいろいろいます。

いつもの散歩道でイースターエッグを発見

マーケット散策と同じ位頻繁にするアクティビティー、それは散歩です。我が家の目の前は、毎日車がたくさん通るちょっとした主要道路なので、一本裏の小道を歩いたり、公園や湖や市場に歩いて出かけます。

家の裏の小道は、５階建てのアパートが多いベルリン中心部にしては珍しく２階建ての一軒家風の建物が多くとても可愛いんです。完全な一軒家ではなく、一軒家が３つくっついたタイプとでも言いましょうか…。不思議なたたずまいですが素敵なおうち達です。

そんな可愛いお宅が並ぶ小道を通っていると、イースターエッグを飾ったお宅がちらほらありました。下の写真はその中でも可愛いな…と思ったものをパチリ撮影して来た写真です。カラフルな卵が可愛らしいですね。

イースターは日本にない祝日ですが、こちらでは大切な祭日です。家族で集まりご馳走を食べる所は日本のお盆やお正月に似ています。子供達は卵狩りゲームや卵ころがしを楽しみます。

イースターは春分が過ぎた後、最初の満月後に来る次の日曜日に毎年設定されるようです。面白い計算の仕方ですね。満月で決めるなんて何だか素敵。思わず、ワクワクしてしまいます。

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オーガニック農家のマーケット

またマーケットの話に戻ります。先ほどご紹介したトルコマーケットとは別の所で毎週土曜に開催される小規模マーケットをご紹介します。ビオ（オーガニック）の農家さんが出店している市場です。

上の写真でおわかりのように、規模は小さめです。小さいけれど、私の中ではこの界隈で一番好きな場所かも知れません。お店のほとんどがビオの農家さん。石釜でピザを売っているお店、ビオのパン屋さんやワッフル屋さんに可愛い花屋さんととても平和です。

こちらは断然ファミリーが多め。週末休みのお父さんも交えて家族皆でお茶したり食べたりしながら有機野菜を農家の人と直接話して買うという、とてもゆっくりとして幸せな週末の光景…。ああ、これだからヨーロッパは止められない…と思う瞬間です。

公園が多いのも、この街の魅力の一つ

そしてこんな素敵な空間の横には小さな公園があるんです。ちょっと雲行きが怪しい写真で残念ですが、晴れたらものすごくキレイだと言う事を想像して下の写真をご覧下さい。こちらがこのすぐ横にある公園です。

シンプルで遊びやすいサイズです。晴れた日はこの界隈に住むイクメンパパやママと可愛い子供達で賑わいます。すぐ近くには、カフェやレストランが立ち並ぶとっても賑やかなストリートがあるのですが、ここまで来れば静かでちょっとした憩いの場です。

こちらの公園は大人用の卓球台が設置されている所もあって、最初は「外で卓球？」と驚きました。実際暖かくなると、どこの卓球台も結構使用されており、お外で卓球はどうやら定着したスポーツのようです。これはかなり衝撃的でした。ドイツ面白い…。

そしてよくバスケットコートやテニスコート、ビーチバレーなども公園の近くにあったりします。ドイツ人は日本人よりもスポーツを身近に楽しんでいるように思います。暑くて天気が良かったらじゃあビーチバレー！ってフットワークの軽さが売りですね…。

最後にこちらの写真をご紹介。これは「子供に気をつけて」のサインです。なんだか、とてもキュートだったのでパチリ撮影しました。可愛いので、しっかり守らなくては！という気にさせてくれますね。

By佐賀井優香

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