英語が出来ないのは日本語にはない発音のせい?~他の外国語なら...
外国人に何か頼まれたけど、真っ白になって何も言えなかった。
頑張って話してみたものの、まったく理解されずにがっかりした。
意気込んでスクールに通うけど、結局挫折してしまう…。あなたも似たような経験をしたことがあるのでは…。
日本人なら誰でも一度は抱く、みんなの憧れ「英語」にまつわる悩み、もしかすると発音が日本語に似ている外国語なら、今度こそバイリンガルになれるかもしれません!
それにしてもどうして私たちはこの言葉を苦手に思ってしまうのでしょうか。
スポンサーリンク
日本人の苦手、母音のない子音だけの発音はクセモノです
大きな違いは、日本語にはない発音がたくさんあるということです。あなたはどんな音が苦手ですか?もともと英語への苦手意識が半端ではないこの私が、選りすぐった問題点をご紹介しましょう。
それは「母音(ア・エ・イ・ウ・オ)」のない「子音」だけの単語です。私たちの言語はこの2つがセットになっています。
例えば「student」をどう発音されますか?最後の「t」はほとんど聞こえない程度の「ツ」という音ですが、多くの人(私も含めて)は、「スチューデント」と言ってしまいますこれがいわゆる「日本語英語」です。
子音だけの単語がほとんどないため、どうしても子音に母音をくっつけたくなってしまうのです。ですから「t」に「o」をつけて、「ト」と言ってしまう。これは私たちの誰もが無意識にやっていることなんです。
外国人に「何言ってるのか分からない、この日本人…」と思われると思うと、恥ずかしくて話せない!なんてコンプレックスを打破するには、相当の時間とお金がかかりそう…。いえいえ、見方を変えてみると、これを強みにできるんです!
苦手克服のために、必死で毎日ひたすら勉強かぁ…なんて思わなくて大丈夫!得意な音でちゃっかり楽にお勉強!
もともと知らない音なんだから、どうしようもない!やっぱりお金出してスクールに行ってネイティブと話して、家でも毎日歯を食いしばって頑張って…とため息をついてしまうあなた。
それならば、いっそ子音と母音がセットになっている新たな外国語に挑戦してはいかがでしょう!?
実はそういう言葉、世界には結構あるんです。情報によると、イタリア語やフィリピンのタガログ語なども発音しやすいとか。
そんな中でも私のオススメは…東アフリカで話されている、スワヒリ語です!動物帝国代表、ケニアやタンザニアで使用されています。なぜオススメかと言いますと、意味は違いますが日本語と同じ単語があるからなんです。
実は日本語を話しているつもりが、スワヒリ語になっている!?距離を超えた意外な共通点
問題です。次の言葉の意味は何でしょう?この言葉から連想するものは何ですか?
アキバ
ベンキ
あなたは何を連想しましたか?きっと私と同じことを思ったのでは。「秋葉原…で便器って…何言ってるの(笑)」。そう思ってしまうほど、私たちになじんでいるこの言葉たち。でも実は、立派なスワヒリ語なんです。
スポンサーリンク
アキバは「貯める」、ベンキは「銀行」という意味になります。そう、言うなれば「貯蓄銀行」。訳してみればいたって普通の銀行の名前になりますよね。何か親近感が湧きませんか、スワヒリ語。もうこれで2つも単語を覚えてしまいましたね!
別の言語を勉強することには、いろんなメリットがあるんです!もしかして2,3か国語も夢じゃない?
それでもやっぱり、マスターするなら世界共通語でしょ!というあなたのお気持ち、よく分かります。世界の半分以上の人とコミュニケーションが取れると言われていますから、憧れますよね。
ですが、別の言葉を知ることには、ちゃんとメリットがあるんです。
メリット1:自信がつく。
特に英語は世界的にポピュラーなので、「できないなんておかしい」という先入観がありがち。自分でもできないことに落ち込むことが多いかもしれません。でも他のマイナー言語なら「できなくて当たり前」ですから、気軽に取り組めます。
しかも少しでもできるようになれば、自分でも「やるじゃん」と評価してあげられやすい。そうすると自信がついて、色んなことに前向きになることができます。続けていけばポジティブな思考パターンを身に着けられます。
メリット2:視野が広がる。
言葉はそれが話されている場所の文化そのもの。どんな単語が多いか、どんな文法で話されるのか知ると、その地域の人の考え方や大切にしていることが分かります。また同時に、自分の民族の良さも再認識できます。
こうした学習は、小さい島国にいながら、世界の広さを私たちに教えてくれます。そうすると気持ちもおおらかになって、ちょっとのことでイラっとしていた自分を抑えて、笑って過ごせるようになるかもしれません。
メリット3:ヒントをもらえる。
日本人が英語の発音が苦手、ということは、スワヒリ語圏の人も苦手ということになります。そんな彼らがどんな風に難題に取り組んでいるかを知ると、励まされるに違いありません!
発音できなくても果敢に挑戦していく彼らの姿から、今度こそあの憧れの言葉をマスターするヒントがもらえ、やる気もアップ!!
どんなに頑張っても話せない…とがっかりされている方、思い切って新しくスワヒリ語を学んでみるのはいかがでしょうか?もしかしたらそれが、世界中の人と話せるようになるドアに通じているかもしれません。
スポンサーリンク