ペットと一緒に寝ているあなたは要注意!~飼い主がペットの家来に?
犬や猫を飼っている方にとって、彼らは愛おしい家族の一員ですよね。可愛い子とは常に一緒に居たいですからついつい一緒に寝たくなっちゃいます。
ところが注意しなきゃいけないことがあるんです!
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寂しいときにそばにいてほしいのは何も人間だけに限りませんよね
▲家族であり友達なんですよね。時には恋人かも
夜寝るとき、一緒に寝てくれたら寂しくないですよね。一緒に寝る飼い主さんは多いようです。でもそれは人間の勝手かもしれません。
欧米では猫や犬などを飼っている世帯が多いですが、その内の4分の1が彼らと一緒にベッドで寝ていると言われています。
でも普通に考えてもなんとなく清潔ではない気がしてしまいます。
例えば犬には、専用の寝床を用意するのが一番のようです。
飼い主に完全に服従している犬でなければ、人間と一緒のベッドやソファーで寝かせてはいけないというのが基本です。
本来、群れで生活する犬社会では、ボスがいちばん居心地のよい場所に陣取っています。
飼い主とのりを主従関係が確立していない場合に、ベッドやソファーに居座らせてしまうと自分がリーダーになったと勘違いしてしまうのです。
普段の生活の中で甘やかしたりわがままを許していると、いざ一緒に寝た時に体を移動させようとすると「ウゥゥ~!」とうなったり、飼い主が追い出されてしまうなんていうことにもなりかねません。
せっかく仲良く寝ようと思ってたのに追い出されるなんて、こんな悲しいことはありませんよね。
しかも一度そうなるとなかなか直すことは難しいです。こうした状況が続くと、ワガママをさらに助長させてしまうことになりかねません。
自分との関係で吠えたりうなったりされるのはまだ良いですが、来客時に人に吠えたり追い出すような行為をしてしまったら困りますよね。
噛みついたりしたら問題になりかねません。
また、子犬の頃からあまやかして一緒に寝るようにしてしまうと、大きくなってから外出時にペットホテルや獣医に預ける時に、慣れていないため不安やストレスを感じて体調を崩してしまう可能性があります。
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小さい体は気をつけないと簡単に怪我をしてしまいます
▲こんな小さな体をしていたら気になって眠れないかも!?
子犬から一緒に寝ていると、一緒にいないと寂しくなって鳴くことが多くなりますが、そこで一緒に寝てしまうと、自立できなくなってしまいますから気をつけましょう。
ライオンは我が子を崖下に落とします!もちろんそこまでしなくても良いですけど。
チワワやトイプードル、子猫やうさぎと一緒に寝る時に寝返りをうってしまい体で潰してしまう可能性があります。
体の大きい人は特に気をつけないといけません。
高いベッドで寝ていると転がり落ちてしまうこともあります。小さい体はすぐに骨折をしてしまいがちなので、充分気をつけないといけませんね。
ペットを飼う事で、人間と動物の両方がかかってしまう病気があるのだそうです。
人獣共通感染症(ズーノーシス)というその症状は、ペットから人にうつる病気は30種類程度とあると言われています。
ペットと言っても獣ですから、人間とは違う色んな病原菌を持っているようです。そこから人間に感染することもありえるとのことです。
鳥や亀も病原菌を持っていることがありますから気をつけないといけません
▲鳥インフルエンザって聞くようになったのはここ数年ですよね。
注意すべき感染症は、パスツレラ症、鳥からうつるオウム病、猫ひっかき病、ミドリガメなどからうつるサルモネラ症、エキノコックス症などがあります。
人獣共通感染症は、人間がペットの病気に気づかずに感染してしまうことがほとんどなんだそうです。
怖いですね。そのため早期に治療すればすぐに治るはずが、重症化してしまうこともあるのです。
とくに免疫、抵抗力の無い赤ちゃんや高齢者などは注意しなければいけません。
お年寄りで寂しくて猫なんかと一緒に居たい人は多いでしょうが、あまりよくありませんね。
感染症にはさまざまな種類がありますが、普段の飼い方を間違わなければ必要以上に恐れなくても大丈夫です。あくまでも人間と獣との生活の仕方を考えて、同じように扱わないことが大事なのかもしれません。
チュッチュッとしてると幸せ!でもそれが一番危険なのかも!?
▲ベロベロされてると嬉しいですけどあんまり良くないんですよ~
愛するあまり、ついキスをしたり、食べ物を自分の箸や口移ししたりしてしまう人はできるだけしないようにしましょう。
普段からペットに触ったり、糞の処理をした後は、必ずハンドソープ等で手を良く洗うようにして下さい。
いつもの習慣をいきなり変えるのは大変かもしれませんが、一緒に寝たり、お風呂に入ったりすることも出来る限り控えましょう。
もしかしたら犬や猫たちもその方が幸せになるかもしれませんね。“動物と暮らす”ということを一度考えてみましょう。
文・okamoto
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