コンビニのコピー機が素晴らしすぎる!~住民票も楽譜も出てくる
今やすっかり人間の生活に無くてはならないものに定着したコンビニエンスストア。
食べ物や雑誌はもちろんのこと、仕事や生活に必要なさまざまな雑務ももしかしたら全部済ませることが出来てしまうかもしれません。
特に最近は、コンビニのコピー機の充実ぶりには目を見張るものがあります。
もはや、これはコピー機などと呼んでいい代物ではありません。ここでは、コンビニのコピー機を中心とした数々のすばらしいサービスについて紹介してみたいと思います。
セブンイレブンが名前のまんまだった頃には考えられないコピー機の充実ぶり
▲今は旅先で近所にないと不安だったりします。
平成生まれの人にはまったく想像もつかないでしょうが、80年代はほとんどの土地にはありませんでしたし、あっても本気で7時開店、11時閉店なんていうのも普通でした。
スポンサーリンク
まあ僕が地方出身なのもありますが(笑)。
食料品はもちろんのこと、本や文房具も頼るようになったのは15年前くらいからではないでしょうか。
ましてや生活に必要な書類関係なんて市役所まで行かないといけませんから、仕事を抜けたり半休することもありました。
ところがいまお店で住民票が出せるというではありませんか!?2013年から住民票の写しなど、自治体が発行する各種証明書を、全国のコピー機から取得できるサービスを開始しているんです。
これはもちろん、別途住基カードの取得をしなければいけないのと交付申請が必要にはなりますが、仕事が忙しい方に実に便利なサービスですよね。なんでいままでなかったんでしょうね?
コンビニのコピー機が市役所の出先機関?
▲コピー機は印刷するだけあらず。
取得できる証明書は、「住民票の写し」「印鑑登録証明書」「戸籍証明書」「戸籍附票の写し」など、いざという時に必要に迫られるもの。
その他にも「住民票記載事項証明書」「税の証明書」が取得できるので便利です。
平成26年3月3日現在、全国で81の自治体が参加しているので、サークルKサンクス、ファミリーマート、ローソンで出すことが出来ます。
これは平日休日に関係なく、年末年始を除く朝6時30分から23時までサービスが受けられるようになっているとのことです。知ってましたか?地域によって対応は異なるようですが、順次拡大されるらしいので近所のコンビニをチェックしてみましょう。
また、徐々に進化している複合機ではその他、音楽系のサービスもあります。
クラシックの名曲から最新のヒット曲まで、ピアノやギター、合唱などの楽譜が印刷できるサービスです。
スポンサーリンク
これは「ヤマハミュージックメディア」が提供しているサービスで、欲しい楽譜を1曲から購入できるという楽譜配信です。
最新J-POPから定番曲まで、ピアノ譜、ギター譜、合唱譜などさまざまな種類の楽譜を選べます。
楽譜を手軽に買えて印刷できる時代!でも練習は自分でしよう。
▲楽譜がすぐ手に入るのは嬉しいですよね。
「曲集」から楽譜を探し、複合機で支払から印刷まで簡単操作で購入できるとのことなので、吹奏楽やバンドをやっている方にとっては心強い味方ですね。
自分の生まれた日に発行された新聞を印刷出来るサービスもあります。
誕生日のお祝いなんかにこういうのは以前からありますけど、どこか観光地的な場所や大きな施設じゃないとみかけませんでした。
それがコンビニで印刷することが出来て、なおかつ100年以上前の新聞まで出力することが可能だといいますから、驚きますね。
人の誕生日に贈る前に自分が生まれた日を最初に買ってしまいそうな気がします。
これまでコンビニのトレンドは「プライベートブランド」でしたが、昨年あたりから「コーヒー」がきてますよね。
参考記事:コンビニのコーヒーはなぜ売れている?~コンビニカフェを徹底検証
いつのまにかどこのコンビニでも美味しいコーヒーが飲めるようになりました。そしてその次に来るのが複合機によるサービスのようです。
実際に写真のデータをUSBメモリに入れて持ち込み、複合機でプリントしてみました。
まず静電気でデータがおかしくならないようにでしょうか、静電気防止のパットにさわってからUSBメモリを差し込みます。
お金を入れて、サイズ、カラー、白黒などプリントの種類を選んで待つこと数秒で、綺麗にプリントされた写真が出てきました。なるほど、これは写真屋さんに持ち込まなくても良いですね。
クラウド型というのがようやく最近認知、実用化されている気がします。
▲クラウド型って言われてもイマイチ今までわかりませんでした。
またいま流行のクラウドに写真をアップロードしておいたものやスマホの中の写真もプリントできます。
さらにアプリを使って、写真や文書をアップロード、会員登録時に発行される10桁の番号だけで、全国のコンビニのコピー機から出力も出来ます。
例えばワードで作った文書をプリントアウトしたい場合に、プリンターのインクが無くなって出力できない、なんてことになった場合。昼間ならともかく夜中にはインクを買いに行けません。
そんな時でも、また家にプリンターが無くても、パソコンから登録してファイルを読み込ませておくことで、コンビニの複合機からデータを呼び出し、プリントすることができるのです。いやあ、便利になりました。
今後続々と展開されていくコンビニサービスの中心になっていきそうなコピー複合機、一度お店でチェックしてみて下さい。
文・okamoto
スポンサーリンク