人の本音は顔の左半分でわかる!?~恋人の顔の左側に注目せよ!
感情は身振り手振りや顔に自然と現れるものですが、ときには動作や表情をつくって本音をかくそうとすることもあります。
しかし顔や目は無意識の動きのことが多く、よく観察すればウソを見破ることもできるそうです。
本音は顔の左半分に出やすく、目の動きで真実を語っているのか話を作ろうとしているのかもわかります。
相手の気持ちをよく理解するために、感情を読み取るコツを覚えておくとよいでしょう。
感情は顔の左半分に現れやすい!?
人間には左脳と右脳があり、働き方が異なっていることはよく知られています。
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右脳がアイデアやひらめきを、左脳が論理的思考になっているそうです。
おそらくそのことと関連があるのでしょう、人の顔は左半分の方が表情が豊かです。笑っているときには左側の方がより大きな笑顔を、怒っているときには左の方が怖い顔をしています。
顔のつくりはほぼ左右対称になっていますが、動き方は対象ではないのです。
そのことを確かめるためには、自分の顔を鏡にうつし笑った顔や怒った顔をつくって見比べてみるとわかります。
なかなか区別がつかないというときには、顔を写真にとってPC上で半分に切り取り、右側だけを反転して合成した絵と、左側だけを合成したものとを比較すると良いでしょう。
左右をそれぞれ切り取って反転させてつなげてみるとよくわかります
下の写真は、上の写真の女性の顔を右半分(向かって左)だけつなげたもの(A)と、左半分(向かって右)だけをつなげたもの(B)を並べたものです。Bの写真の方が、口や目の動きがやや大きいように見えませんか?
同一人物なのに、よく似た別人にさえ見えてしまいます。
▲Aは顔の右側だけ、Bは顔の左側だけの合成です。AよりBの方が笑顔が明るいように感じられます。
対面している相手の考えていることがよくわからないというときには、顔の左半分(向かって右側)だけを凝視するのもひとつの方法です。
目の動きでウソかどうかがわかります
▲過去を思い出すときは左上をみる
人はやましさや後ろめたさを感じている時には、相手から目を隠そうとするものです。
目をそらせたり伏せたりする人は、何か隠しごとをしているとしていると察せられます。
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根が正直な相手であれば、それだけでウソかホントかがわかるので簡単なのですが、ウソをつきなれている人はそうはいきません。
視線をそらすと「ウソっぽくなる」ということを知っていますので、見破られないためにあえて目を見て話すからです。
そんな相手に対しては、瞳の動く方向を観察すれば心理を読むことができます。
人は過去の映像を思い出そうとするときには目が左上に動き、今まで見たことのない光景を想像しようとするときには、右上に動くそうです。
右上をみたら、ウソを考えている!?
▲何かを想像するときには右上をみる
たとえば、相手に「昨日は何をしていたのか?」と尋ねたときに、目(瞳孔)が左上に動けば、昨日の光景を思い出しているので真実を語ります。
右上に動けば、作り話をするための想像をしているので、ウソをつこうとしている可能性が高いということになります。
ちなみに、音楽や聴覚的なイメージを感じているときには目は左下に、肉体的な苦痛などの身体的なイメージを感じているときには右下に動くそうです。
こうした動きは無意識下で行われるためごまかすことが難しく、ウソかどうかの判定に役立ちます。
手の動きでも相手の気持ちがわかります
手の動きにも心は現れます。多くの人が感じているはずですが、腕を組んでいるときには相手に警戒心を抱いているサインです。
これは一種の防御姿勢で、相手に気を許したり本心を読まれたりしないようにと、構えているのです。逆に、てのひらを見せて話している人は開放的な気分でいます。
心の防御がないために、しぐさにも緊張感がなくなります。
隠しごとなどやましいことがある人は、手の動きが不自然になります。内面が表にでることを警戒するために、顔に手が近づいてしまうのです。
口元から顎のあたりを手でおおったり、耳やうなじに手がいく、目や鼻をこするなどの動作が現れます。
額をぬぐったり、特に女性の場合には髪をかき上げるしぐさをしたりすることもあります。
ポケットを手に入れたり、テーブルの上のものを手にとっていじったりする動作も、心の動揺の現れです。ウソが顔に出ないように必死に取りつくろった結果、手の動きに出てしまうのです。
目や手の動きで相手の心理を読み取ろうとすることは、必ずしもネガティブな行為ではありません。
喜んでいる人を見るときに左半分を注視すれば、相手の喜びがより強く感じられ自分も嬉しくなれるはずですし、相手が手をオープンにしていれば心を開いてくれていることがわかり楽しくなれます。
人の感情の動きをうまく理解することができますので、ポジティブに活用することもできるでしょう。コミュニケーションを豊かにするために、ぜひ利用してください。
by 水の
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