味噌汁に牛乳を入れるとコクが出るらしい~では珈琲に味噌をいれたら
新聞に、みそ汁などの和食に牛乳やヨーグルトを加えるとコクが出るうえに、減塩になってヘルシーだと書いてありました。
以前から牛乳を加えた料理がはやっているということは何となく知ってはいましたが、健康にもよいということは初めて知りました。
「乳和食」と呼ばれているそうですが、たぶん、「乳」と「New」とをかけているのでしょう。
塩分を減らせるだけでなく、たんぱく質やカルシウムも摂れるので一石二鳥らしいです。おかしな妙案を思いつく人がいるものだと思います。
そこで本当に美味しいのかと思い、味噌汁に牛乳を入れてみましたら意外と飲めました。
感心しつつ考えてみたのですが、牛乳が味噌のコクの代わりになるのなら、味噌が他のもののコクの代わりにもなるかも知れません。
そこで、安いコーヒーに味噌を加えたらおいしくなるのかどうか試してみました。
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料理は得意ではありませんが、牛乳入りみそ汁を作ってみました!
牛乳をどの程度入れるとよいのか分かりませんが、とりあえず水と半々の量で作ってみます。
多すぎるかなとも思いましたが、どうせ試すなら、思い切って入れないと面白くありません。
牛乳を1カップ、水を1カップに味噌を大さじに大盛り1杯。具は豆腐と長ネギを用意しました。小さな鍋に水と牛乳を入れて煮立てます。
牛乳をいれると沸騰したときにふきこぼれてしまうので、気をつけなければいけません。鍋にふたはしない方がよいでしょう。
沸騰しはじめたところで長ねぎを鍋に入れ味噌を加えます。大さじに山盛り1杯用意しましたが、「減塩」が目的なので、とりあえず半分だけ入れてみます。
あらら!?牛乳の「白」が強すぎて、味噌を加えても茶色くなりません!クリームシチューのようです。大丈夫でしょうか?ちょっと味見をしてみますね。
あれ?意外といけそうです。半分残してあった味噌はいれずにこのまま豆腐を入れてしまいしょう。少し温めたら、さあ、できあがりです!
見た目は杏仁豆腐(あんにんどうふ)のようです!
とても、みそ汁とは呼べないような代物ができてしまいました。こんなに白いものなら、少し色味のある具を使った方が良かったですね。
その点を反省しつつ、飲んでみました。うん!いけます。牛乳臭さはあまり感じられません。
味噌は少ししか入れていませんが、ちゃんとみそ汁っぽい味はします。
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目をつぶって飲めば、「やっぱりみそ汁かな~」という感じです。これは、けっこういけるのではないでしょうか。
見た目がみそ汁っぽくないので、次回は牛乳を減らして、味噌を赤みそにして試してみたいと思います。
ただ、家族に勧めてみましたが、誰も飲んではくれませんでした。
牛乳が味噌の代わりになるなら、味噌が牛乳の代わりになるか?
牛乳は味噌代わりのコクとして使えるということは、味噌が牛乳代わりのコクになるのでは?という気もします。
味噌を入れて美味しくなりそうなものをあれこれと考えてみました。
なかなかこれと言ったものが思いうかばがなかったのですが、ミルクと言えばコーヒーです。
コーヒーミルクの代わりに味噌が役に立つとは思えませんが、コクは出るかも知れません。ということで、チャレンジしてみました。
安いコーヒー豆に味噌を混ぜていれてみます
スーパーで売っている200g 300円程の安い豆を使って試します。味噌もスーパーで安売りしている麹味噌を使います。高いものを使って失敗すると悲しいですから。
どの程度加えたらいいのかわからないので、思い切って大さじ2杯加えてみます。このままお湯をかけて、かき混ぜてみるとみると…。
ぜんぜんダメです、大失敗!麹味噌をつかったために、フィルターが目詰まりしてしまい、お湯が落ちません。
待てど暮らせどコーヒーができないのです。しかたがないので、少しだけコップにたまったものを飲んでみました。
いや~!マズイです!「美味しくない」なんてものではありません。マズくて飲めません。コーヒーというよりもみそ汁です。
しかもかなりヒドイ味の。これは大失敗。味噌が多すぎました。こんどは量を少なくして、赤みそで試してみましょう。
赤みそを少しだけ加えて、コーヒーをいれます
前回の反省から、今度は赤みそを小さじの先にほんの少しだけ加えてみます。隠し味ですね。お湯をかけてかき混ぜてみると、今度は問題なくお湯が落ちていきます。
なんとかコーヒーができました。同じ豆を使って別に作ったコーヒーと味を比べてみましょう。
うん?こっ、これは!?悪くはないです。味噌の香りはしません。普通にいれただけのものに比べて、味噌を加えたものの方がちょっとまろやかな感じがします。
今度はなんとか成功です。安い豆から、ちょっとマシなコーヒーができあがりました!
ただ、考えてみると、コーヒーに塩分を加えることになるのでヘルシー志向に逆行します。その点は目をつぶっていただいて、ぜひ意外な味を試してみてください。
by 水の
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