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プログラマの本当の悩みは劣悪な労働環境だけではありません

2014.02.15

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近年では労働者を酷使・使い捨てにする「ブラック企業」に注目が集まっていますよね。

過度な残業時間で毎日終電帰りなんていうことがメディアで大きく取り上げられていますが、多くのプログラマは「会社に泊まるよりいいんじゃないのかなあ…」なんて思ってるんじゃないでしょうか。

プログラマの中には劣悪な労働環境・条件により精神的や体力的に悩み、限界をきたしてしまう人もたくさんいますが、それでも世間の注目を浴びないのは「プログラマってそういうもの」という認識が出来てしまっているのかもしれません。

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「行って覚えろ」入社2週間でプロ扱い!

プログラマといえば”出来て当たり前”、誰からも褒められることなく出来なければとことん責められるこの職業は、続ければ続けるほど自己の精神世界を追求する職業でもあるのです。

私が新人プログラマをやっていて一番辛かったことは周りに誰も聞ける人がいなかったこと。

入社2週間目にしてクライアント先に出向させられ、現場ではプロのプログラマ扱い、「ここバグってる(エラーが出ている)から今すぐ直して」と言われても何のことやら分からず完璧にお荷物扱い。

よほどの大きなシステム会社でもない限りプログラマというのは完璧なOJTの世界なのです。

OJTとは企業内における教育訓練手法の一つですが、プログラマに限っては「行って自分で覚えろ」という修行僧もびっくりのスパルタ教育、「調べたけど分かりません」と自社に泣きつけば「じゃあ分かるまで調べて」とあしらわれてしまう厳しい環境が待っています。

目まぐるしい技術開発にチャレンジ精神で生き残れ!でもいつまで・・・

そして中堅プログラマに立ちはだかる壁は向上心の持続でしょう。今日のIT関連技術は目まぐるしく変化し、インターネットの世界では2ヶ月前の情報は既に古いと言われるほど新しい技術や手法が開発されています。

やっとこさ新しい技術を覚えたと思ったらまた次の知識、毎日の業務をこなしているだけでは時代に置いていかれていますので、常にチャレンジ精神を持っていなければプログラマとして生き残ることはできません。

年齢を重ねれば重ねるほど頭の回転も遅くなりますし新しいことも覚えにくくなりますので、プログラマの中には「いつこの世界から足を洗うべきか…」なんて悩みながら通勤している人がたくさんいるのです。

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