その圧倒的な速さで日本人をトリコにしたF1のヒーローたち
F1をよく知らない方でも、ミハエル・シューマッハという名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?
彼は素晴らしい実績を残しただけでなく、フェラーリというチームを日本で人気No.1にした立役者でもあります。
火が点いたF1人気はとどまることを知らず、さまざまなスターを生み出しました。
ここからはその中でも特に日本国内で人気があり、縁の深い選手たちをご紹介します。
赤いボディーを世界中に知らしめた名ドライバー・シューマッハ
フェラーリと聞けば、跳ね馬のエンブレムとイタリアが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか
。母国ではもちろんその人気は絶大で、熱狂的なファンを「ティフォシ」と呼び、特別視するほどです。
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日本でもフェラーリ人気は非常に高いと言えます。
昔からファンの多いチームではありましたが、その人気を不動のものにしたのはなんといってもミハエル・シューマッハ、その人でしょう。
1996年から10年間、同チームに在籍した彼は、5年連続ワールドチャンピオンという前人未到の記録を打ち立てます。
とにかく速い!強い!というのは、日本人からすると憧れの対象になるのでしょう。
国内で彼の名前はあっという間に知れ渡り、「F1といえばシューマッハ、そしてフェラーリ!」とまでなりました。
若さと強さを兼ね備えたセバスチャン・ベッテル
今一番勢いのあるドライバーといえばなんといってもセバスチャン・ベッテルその人でしょう。
19歳で初めてドライブした彼は、同じドイツ人ドライバーのシューマッハの記録をいずれ破るだろうといわれています。
ポイント獲得最年少記録もワールドチャンピオン最年少記録も塗り替えている彼は、今後も新しい記録を樹立すること間違いなしです。
彼の魅力は強さだけではありません。
日本が大好きなことでも有名です。
ファンサービスも積極的に行っており、国内で開催されるグランプリの時には毎回スペシャルヘルメットを作ってきています。
こうした行動も、私たちのハートをつかんで離さない理由の一つでしょう。
シューマッハを引退に追いやったフェルナンド・アロンソ
当時、無敵の強さを誇っていたシューマッハに引退を決意させた人物こそ、スペイン人ドライバーのフェルナンド・アロンソだといわれています。
ルノーでドライブしていた彼は、シューマッハの連続ワールドチャンピオン記録を破り、2005年、2006年と二年連続ワールドチャンピオンに輝きました。
母国では英雄視され、スペイングランプリの際は当時のルノーカラーでもあった青でサーキットが埋め尽くされていたことが印象的です。
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日本国内に彼のファンが多数である理由は、やはり強い選手だという点です。
また、背中から首筋にかけて武士のタトゥーを入れたり、アニメやゲームが好きだったりするところも親近感を得ているポイントかもしれません。
現在はフェラーリで活躍している点も、人気に拍車をかけているといえそうです。
クールなイケメンのキミ・ライコネン
速さを持っていることももちろん重要ですが、ヴィジュアルがいいかどうかもファン獲得のためには無視できない点です。
ライコネンはルックスと速さを兼ね備えたドライバーといえるでしょう。
フィンランド人の彼のファンは、世界中に数多く存在しています。
無愛想でなかなか笑わない人物ではありますが、お酒が大好きで、表彰台に上がると必ずシャンパンを口に含むシーンを楽しみにしているファンも多いのだとか。
滅多に感情を表に表さないクールなところに魅力を感じる人も多いようです。
ときどき見せる笑顔に女性は心を奪われてしまうのだとか。一度フェラーリで奇跡的な逆転ワールドチャンピオンになったことがあるところも、人気の理由の一つでしょう。
2013年まではロータスで活躍していましたが、2014年はアロンソと共にフェラーリでドライブすることが決まっています。今後ますます同チームの人気は高まりそうです。
No.1じゃなくて漢字で「一番」!ジェンソン・バトン
ルックスのいいドライバーは何もライコネンだけではありません。
ジェンソン・バトンが好きだという女性ファンも多いでしょう。
長年ホンダでドライブしていた彼は、日本に特別な思い入れがあるのだとか。イギリス人のバトンは日本を「第二の母国」と口にするほどです。
ヘルメットには漢字で「一番」の文字を確認することもできます。
紳士的でファンを大切にする点も、厚い信頼を得ているポイントでしょう。
2009年のワールドチャンピオンになっているところも、応援したいと思わせるポイントかもしれません。
ひいきの選手が勝ってくれることほど、嬉しいことはないですからね。
2014年は大きな車の基準変更があり、ドライバーの入れ替えも多いようです。
これまでとはまた違ったレースを楽しむことができるかもしれません。ますます目が離せないF1の世界、あなたも是非一度のぞいて見てはいかが?
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