フリースタイルバスケを始めてみませんか?~まずはドリブル練習から
フリースタイルバスケというのは、ハンドリングやドリブルを極めたパフォーマンスのことです。
「バスケのダンス」とか「バスケの大道芸」と言ってもいいかも知れません。
コートなどの真面目な場所だけではなく、渋谷のセンター街のようなストリートでもよくやっています。
フリースタイルバスケの始め方
ダンスとか大道芸というと「難しそう」と思われるかも知れませんし、実際、フリースタイラーとして活動している人たちのようなレベルでやるのは難しいです。
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でも、「いつもと違うドリブルをしてみる」「いつもと違うハンドリングをしてみる」という発想で気軽にやってみると、とても楽しいですし、徐々に上達していくものです。
(全然フリースタイルになっていなかったとしても、本当にフリースタイルを極めている人たちは、その下手な人を見て笑ったりは絶対にしないので、安心して楽しめばいいでしょう)
具体的にどんな技から練習していくとやりやすいか、初心者向けに書かせていただきます。
(フリースタイラーとして活動している友人から教わった話です。「~だそうです」という語り方だと長くなるので、まるで私がプロかのように語りますが、ご容赦ください。笑)
1回目の今回は「ドリブル」に絞って紹介します。
2個~3個同時のドリブル
2個同時のドリブルは、学校のバスケ部でも結構指導されたと思います。
右手と左手1個ずつですね。
これで両方のドリブル力をバランスよく鍛えよう、というわけです。
(どうしても、みんな右手ばかり鍛えてしまいますからね)
フリースタイルの場合はこれに適当にいろいろ工夫を加えるのですが、本当に何でもかまいません。
水平バランスをしながら、コサックダンスをやりながら、股を通しながらなど、とにかく何でも思いついた動きを適当に試すといいでしょう。
「そんな難しいのできない」という場合は、屈伸、アキレス腱伸ばし、けんけんなどいつもやっているような動きをやりながらでもいいのです。
要は「どんな状態でもドリブルとハンドリングができる」ということが大事なので。
片手で2個同時にドリブルする方法
これは意外と簡単にできます(初心者の私でもできたので)。
1個が地面に落ちている間に、もう1個が空中に上がっている、というように「交互に上下」している状態を作れば、できます。
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普通ドリブルというのは、「手がボールについていく」ような感じで、ボールが地面につく時、手も一緒に下がります。
しかし、それだと上がってきたもう1個のボールを叩くのに間に合わないので、こういう「ボールについていく」ということはやりません。
なので、「手の高さは一定で、上がってきたボールを叩くだけ」のような感じでやります。
イメージとしては「ワニワニパニック」のような感じですね。
これができるようになるとかなり気持ちがいいです。
ダムダムというドリブル音が2倍になるので、ドラムでいうならツインのバスドラを修得した時のような快感を味わうことができます(修得したことないですが。笑)
3個同時のドリブルをする方法
「片手で2個同時」ができるようになったら、今度はもう片方で1個ドリブルします。
そうすると、「とりあえず3個同時」ができます。
フリースタイラーの間で「3個同時ができる」というのは、こういう状態ではなく、その3個を次々と股を通したり、途中にハンドリングを絡めたりして「速すぎてよくわからない」というレベルまで複雑にします。
そこまではとても行けませんが、こういう「とりあえず3個」までは、ちょっと頑張れば割とすぐいけると思います。
ちなみに、ボールを2個~3個使うテクニックに関しては、TAMAさんというフリースタイラーの方が一番有名です。
日本のフリースタイルバスケは世界でもナンバーワンなので、実質TAMAさんがこの技では世界一と言ってもいいでしょう。
第1回のドリブル編は以上です。
フリースタイルバスケをまだ見たことがない方は、ぜひ下の動画をチェックしてみてください。↓
*2011年の全国大会の様子です。TAMAさんの複数個のドリブルは、32分15秒から見ることができます。↓
Freestyle Basketball Battle Final Round 2011 – one vs one
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ハンドリング編はこちらです。↓クリック