勤勉な日本人にとって、お昼ごはんに時間をかける人ってあんまりいないですよね？

特に都会に勤めている方はいかに早くご飯を済ませるかを第一に考えてしまいがちです。でも実はランチタイムってすごく大事なんです。

コンビニご飯ばかりではカラダは持ちませんよ！しっかり食べましょう。

▲コンビニでご飯を買うのも毎日だとさすがに偏っちゃいますね。

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忙しいとついつい、コンビニに頼ってしまったり、机でモグモグ…なんてこともきっと多いのではないでしょうか？勤勉すぎなのは日本人の良い所であり、悪いところでもあるかもしれません。

実は、朝・昼・晩の3食の中でもお昼ご飯は午後の働く力を支える大事な食事であり、特に重要な食事として位置付けがあるのです。

朝早く起きて活動をしていると、ちょうどお昼頃に体内のエネルギー源やその他の栄養素が少なくなってくるのだそうです。

その不足した栄養素やエネルギーを、昼食時にゆっくりご飯を食べ休息を取ることで補充し、午後からの活動をスタートさせるように出来ているんです。

ムリして働いて、空腹感が増すと体はエネルギーを貯め込もうとしてしまうので、代謝が悪くなります。代謝が悪くなると体の調子を悪くしたり、太りやすくなるのだそうです。

人間の集中力には限界があります。それを作り出すのは食事のエネルギーです。

▲集中しているように見えて実は他のことを考えてたりするものです。

人間は働いて集中すると、精神的・体力的にエネルギーを大量に消費しますので、やればやるほどどんどん作業効率は落ちてきます。そのため、効率をアップさせられるような、バランスよく栄養素を取り入れた昼食をとることが求められます。

“一日に多くのことを達成したいのなら、昼はしっかりと休むこと”という専門家の格言もあります。確かに働きながら食べていたらリフレッシュできませんよね。

人間が本当に集中できる時間はせいぜい1時間だそうです。それ以上続くとだれてきてしまうのはしかたないことです。もちろん1時間おきに休んだりはできないでしょうから、せめてランチタイムはキッチリと休んだ方が良いんですね。

午後にバリバリ動くために覚えておきたい昼食の摂り方ですが、まず肝心なのは、いったん会社から離れること。デスクワークの方はとりあえずデスクを離れましょう。

そしてパソコンを見ながら、メールチェックをしながらご飯を食べているそこのあなた。それもいけません。とにかくランチタイムは出来れば1時間、キッチリと確保してパソコンを見ないようにしましょう。

どうしてもパソコンを見つめがちな毎日。お昼休みくらいは離れませんか？

▲ながら食いは駄目ですよー！

パソコンを見続けていることは目にも良くないですし、眼精疲労から肩こりなども起こりそうです。出来れば外出しましょう。休憩中は出来るだけスマホや携帯を見ることも避けて下さい。まあ正直難しいとは思いますが…。

デスクワーク以外の方も出来れば現場から離れて気分転換することが大切です。やはり、ずっと同じ場所に座っていたりすることは良くありませんし、精神面でも同じ風景を見続けるとリフレッシュできませんよね。

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お昼ご飯は、手軽に食べられるものだとしても、しっかりと食材を感じられるものを摂るようにすると良いでしょう。

ただし、昼食を食べ過ぎると食後に倦怠感に襲われ、眠気とともに作業効率を落としてしまいますので注意が必要です。そのためにはまずはゆっくりと食べることが大切です。

休憩時間が短いからといって早食いをすると、脳が満腹を感じる前に食べ過ぎてしまうこともあります。ゆっくり食べることで、しっかりと満腹感を得ることが出来れば、ダイエットにも繋がります。

また、ゆっくりよく噛んで食べると、脳の血流量が上がるため、脳が活性化されることになります。これによりお昼休みが終わってもだるさがなく、集中して仕事に取り組むことができます。

そして、ランチで一番重要なこと。それは楽しんで食事をするということです。美味しいものを口にすることはストレス解消にもなります。そして出来れば1人ではなく、何人かと一緒に食事すると良いでしょう。

仲良く、みんなでわきあいあいと食事が出来れば午後からも効率アップです。

▲外国人はランチに時間をかけてそうなイメージがありますね。

その際、職場の仲間と一緒になったとしても、あまり会社の話はせずに趣味や世間話をするように心がけてください。せっかくのお昼休みに仕事の愚痴は聞きたくありませんよね。

1週間のうち、「今日はここ、明日はあそこに食べに行こう」なんていうのも楽しくて職場に行くのも張り合いが出そうです。グルメ本を会社のデスクに忍ばせておくのも良いでしょう。

もちろん、午前中からお腹を空かせてランチのことばかり考えていてもいけません。朝食もしっかり食べてきた上で仕事をして、より美味しいランチタイムを迎えることが出来たら一番ですね。明日から、お昼ご飯はゆっくり・しっかり食べるようにしましょうね。

文・岡本貴之

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