ウイスキー気軽にを飲んでみよう~お洒落にキメる必要はありません!
ビールや焼酎、日本酒は抵抗なく飲むことができても、ウイスキーなどの洋酒は少し敷居が高い…そう感じられている方も多いのではないでしょうか?
ウイスキー=高級というイメージを頭の中で定着させてしまっている方も多いでしょう。しかし、決して敷居の高いものではありません。洋酒だからといってお洒落にキメる必要だってないんです。
意外にどんな食べ物にもマッチする
一部の特殊なものを除いて、ほとんどのウイスキーは癖がなく、とても飲みやすいものばかりです。癖がない=どんな食べ物にもマッチする…と言えるでしょう。
実際にウイスキーが大好きな私はさまざまな食べ物と一緒にウイスキーを飲んでいます。そして、これは合わない…なんて感じたことはほとんどありません。
アメリカンな洋食に合うことはもちろん、和食にだってマッチします。少し香りはありますがきついわけではありませんので、淡泊な料理のお供としてもバッチリです。
飲みやすいものは?
あまりウイスキーを飲みなれていない方にもマッチするウイスキーといえば、やはりジャック・ダニエルでしょう。
ロックミュージシャンなどに愛飲されていることから、ワイルドな男が「ジャック・ダニエル旨いぜ!」なんて言っているイメージが抱かれがちです。
しかし、その味はとてもすっきりしており、変な癖もまったくありません。メイプル樽の香りが軽くかおる程度ですので、あらゆる料理に合わせて楽しむことができるでしょう。
価格も700mlで安ければ2,000円以下で購入することができます。水や炭酸などで割ってのめば焼酎よりも度数がかなり高いですのでコストパフォーマンスもそれほど悪くありません。
手軽に楽しめる安価なものも
国産ウイスキーの中にはとても安価なものもあります。ニッカウイスキーのブラックニッカなどはコンビニで購入しても700円程度で購入することができます。
安いからといってまずいわけではありません。むしろすっきりとしたクリアな味わいですのでいつでも気軽に楽しむことのできるウイスキーで、私も毎日愛用しています。
また、煮込み料理などに少し加える料理酒としても意外にマッチします。ハンバーグなどの香り付けなどでも活躍してくれますので、一本台所に置いてみてもいいのではないでしょうか。
お店で注文してみよう!
居酒屋などへ行くとお店によっては、メニュー表には「ウイスキー」と記載されているだけで、銘柄などが一切書かれていないことがあります。これもウイスキーというお酒を難しいイメージにしてしまっている一因でしょう。
銘柄がわからないときは、店員さんに聞いてしまえば良いだけのことです。教えてくれない、なんてことはまずありません。もし、知らない銘柄であっても、簡単な特徴を教えてくれるお店も少なくありません。
また、具体的な銘柄を挙げて数種類用意しているお店であれば、店員さんもある程度の知識を持っているはずですので、単に「飲みやすいものを」と言った形で注文することもできるでしょう。
誰だって最初からお酒に対して豊富な知識を持っているわけではありません。わからないことは素直にプロに聞いてみる。これも大切なことです。
シングルとダブルの違いってなに?
お店のメニュー表を見るとよく見かける「シングル」「ダブル」の表記。どう違うのかがわからず、適当に頼んでしまう方も多いようです。
しかし、理解してしまうととても簡単なことです。これは単にお酒の量のことを指します。シングルを基準にすると、ダブルはその倍の量になります。ストレートやロックの場合は単に全体の量のこと、水割りの場合はその濃さを指すことになります。
薄めで飲みたいのであればシングル。濃いほうが良いのであればダブルで注文してみましょう。
これと混同されてしまいがちなのがシングルモルトです。先ほどお話した「シングル」「ダブル」とはまったく別の言葉です。
シングルモルトウイスキーとは、一つの蒸留所のみで作られたものを指します。一般的に知られている高級銘柄などはほとんどこれにあたります。
それに対してブレンディッドモルトは複数の蒸留所で作られたウイスキーをブレンドしたものです。あまり癖のない飲みやすいお酒を造ることができますので、初心者の方にはこちらの方がおすすめかもしれません。
よく理解すればもっと楽しめる!
言葉の難解さがウイスキーというお酒を難しいイメージしているのかもしれません。しかし、これを理解してしまえば、とても飲みやすいお酒ですので、さまざまな場面で楽しむことができるでしょう。
銘柄に関しては最終的に好みですのでとにかくいろんなものを実際に飲んでみましょう。そしてお気に入りを見つけることができれば、それこそ一生の友とすることができるかもしれません。
いかがでしょう?ウイスキーのイメージは少し変わりましたか?たまには洋酒を飲んでみると新しいお酒の楽しみ方に気付くことができるかもしれません。
Byチリペッパー眞木