早期発見が大切!失踪・家出につながる予兆とは
失踪や家出をした人を探すというのは非常に難しく、未成年の方であっても本気で行方をくらまそうとすれば友人間で情報を隠すなどの工作を行いますので、家族では見つけづらいということがあります。
そのため行方をくらまそうとする予兆を見つけだして事前に防ぐということが非常に大切になってきます。
では、具体的にはどのような点で行方をくらます予兆を見分ければよいのでしょうか。
不登校・欠勤・引きこもりなどが危険のサイン
まずは失踪や家出に繋がる原因を探るために日頃から家族がどのようなトラブルを抱えているのかを把握しておき、問題解決の進展具合や悪化していないかを随時確認しておきましょう。
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つづいて当人がトラブルについて語ろうとしない場合は見える範囲で危険なサインが出ていないかを探り未然に防ぐことになるのですが、この場合は外見と心理状態の双方から相手を見つめていくことになります。
トラブルを抱えた相手は心理的に追い詰められていますので、初期段階では人との接触を避けるようになる、笑顔が見られなくなる、遊びなどの誘いを断るようになる、などといった兆候が見られるようになります。
つづいて状況が悪化するとトラブルに対して積極的に解決しようとするのではなく突き放すようになったり、自身の殻にこもったり、引きこもりがちになったり、学校や職場への出勤を嫌がるようになります。
最終的にはコミュニケーションを完全に断ったり、学校や会社を無断で欠席したり、または失踪や家出に向けた簡単な準備をするようになります。
この段階になればいつ行方をくらますかは分からなくなりますので常に家族が付き添い、同時に根源となる問題の解決を急ぐことで未然に防ぎましょう。
参考記事:失踪や家出を繰り返さないためにはその原因となる問題解決が重要
感情が爆発する一歩手前の兆候
また身体に現れる兆候としては、疲れやすくなる、食欲が落ちる、寝れなくなるなどといった悩みを抱えている方特有の兆候が見られるようになります。
さらに状態が悪化すると酒やタバコの量が増える、抜け毛が生じる、胃腸の調子が悪くなる、体がだるく動かなくなる、などといった感情が爆発する一歩手前まで追い詰められることになります。
ここまで状態が悪化する前に気がついて行方をくらませないよう未然に防ぎましょう。
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