盗聴器や盗撮カメラを発見する方法とは?また犯人の特定方法は?
自分の個人情報が他人に漏れているなど、盗聴器や盗撮カメラの存在が疑われる場合には、仕掛けられた機器をどのように探すと良いのでしょうか。
盗聴器や盗撮カメラなどの機器を実際に仕掛けるというのはかなり難しいものがあります。
まずは機器の存在を疑うだけでなく、自分自身で情報を誰かに話していないか、SNSなどに書き込んでいないか確認しましょう。
機器の設置が疑われる場所
一通りの確認を済ませて、やはり機器の設置が疑われる場合には、自宅内を本格的に探すことになるのですが、まずは目視確認からはじめることになります。
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盗聴器の場合は以下の場所をチェックです。
・身に覚えのない延長コードや三穴コンセントが付いていないか
・集合住宅で玄関ドアのポスト受入口の死角についていないか
・窓ガラスに取り付けられていないか
・自宅外にある電話の保安器に不審な物がついていないか
上記のように確認箇所は非常に多くありますので、一つ一つをチェックすることが大切になります。
市販の発見器を使う
目視による確認が終わったら、いよいよ市販の盗聴発見器や盗撮カメラ発見器を用いて探すことになります。
市販の盗聴器は電波の周波数がおよそ固定されていますので、盗聴発見器は盗聴によく使われる電波のみを拾い上げる機器となっています。
探偵がよく用いるハンディー型受信機より価格が安く、数千円程度で購入できますが、調べられる電波の範囲が狭いので必ずしも見つけることができるとは限りません。
また盗撮カメラ発見器には2種類があります。電波式の場合は不審な電波を検知する物となり盗聴発見器と同様なのですが、光学式の場合は仕掛けられたカメラのレンズに反応させて視覚的にカメラの場所を調べる装置になります。
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このように自分で仕掛けられた機器を探す方法は様々ありますが、使われている機器の種類によっては見つけることができない場合も多くあります。
こちらが隠しカメラを設置して加害者の姿を撮影する
そして自宅より機材が見つかった場合にはすぐにでも撤去をしたいところですが、誰が仕掛けたのかわからないままではせっかく外したにも関わらず、再び仕掛けられてしまう可能性も十分にあります。
犯人を絞り込む作業には一つ厄介な点があり、偶然にも仕掛けた現場に居合わせて現行犯で捕まえない限りは加害者が分からないということがあります。
では残された機器からどのように調べれば良いのでしょうか。
この調べ方については様々な方法があります。加害者にたどり着くもっとも有効な方法としては、こちらが隠しカメラを設置して加害者の姿を撮影するという方法があげられます。
電池式の盗聴器の場合はいずれ電池が無くなると交換のために現場に訪れる必要がありますし、またそれ以外の機器の場合も電源から外せば電波が飛ばなくなりますので、加害者は故障したと思い、現場に訪れる可能性が高いのです。
そこで仕掛けたカメラにより加害者が部屋に侵入してくる様子や、機器をさわっている現場を撮影できれば、もはや相手も言い訳ができなくなります。
仕掛けたのは同居人?
盗聴器の場合はこの方法が有効なのですが、盗撮カメラの場合は厄介なことにこちらの行動が丸見えとなりますので、カメラを探す様子や犯人を絞り込むための工作をしている様子なども、筒抜けになってしまう可能性があります。
またこうした機器は同居人が仕掛けている可能性が高いため、同居人に知られないうちに自分で調べるという事も非常に難しいといえます。
こういった場合には加害者は元より同居人にも不審感を持たせないように、探偵社などプロの手により調査をした方が間違いないでしょう。
また探偵社であれば機器に残された指紋の鑑定から、犯人にたどり着くケースもありますので、盗聴器や盗撮カメラの調査について相談するのがベストです。
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