探偵事務所が行うさまざまな仕事~企業調査・鑑定・ペット探し
探偵事務所では浮気調査が依頼件数としてはもっとも多く、続いて人探し・嫌がらせ・盗聴器発見・ストーカー対策などとさまざまな調査項目があります。
このあたりの調査に関しては大抵の探偵事務所で引き受けてくれます。これ以外にも、企業・産業スパイ調査、鑑定・詐欺被害調査、ペット探しなどもありますが専門性が高い調査なので依頼を引き受けてくれるか否かは事務所により異なります。
新規取引先を調べる
まず企業に関する調査とは、取引を検討している相手企業などに対して経営状況はもちろん、周囲の評判や内部の実態などを含めて幅広く情報収集することを目的とする調査を指しております。
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この調査は個人の方からはニーズが少なく主に法人向けの調査項目となります。
企業は日々の営業活動をする中でさまざまな判断をすることになるのですが、その際には相手企業に関わる情報は非常に重要なものとなります。
新規に取引を始めようとした場合は相手企業の信用状況は非常に気に掛かるところとなります。
代表など主要な役員に関する情報はもちろん、その周囲の顧客や他の取引企業など業界内外からどのような評判があるかも知っておくべき情報といえます。
またすでに取引実績がある企業でもその時々で経営状況に違いが生じてくることになりますので、現状を確認しておくということはリスクを減らすためにも大きな意味を持つものといえます。
企業調査は秘匿調査が原則
企業に関する調査の具体的な調査手法としては、まず対象となる企業に関わるオープンソースの情報収集からはじまります。
相手企業に勤めている社員との接触をおこない、取引先の企業との接触、業界内の他の企業からの情報収集、さらには顧客やユーザーからの情報収集などを始めとしてさまざまな角度からの調査が行われます。
いずれにおいても対象となる企業には調査が行われることがもれないよう秘匿調査を行うことになりますので安心感もあり、さまざまな経営判断をする上で貴重な情報を見つけ出すことが可能になります。
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また産業スパイ調査もまたその名の通り企業内で発生した情報漏えい事件に対して調査を行うもので、警察への通報がはばかれる場合に内々に処理をするために依頼を受けることになります。
調査においては盗聴器や盗撮カメラの発見に留まらず、情報漏えいの痕跡を調べたり社員や従業員の個別の調査も含まれています。
その他の専門的な調査
鑑定とは科学的な手法を用いて専門家が調査や判断を行うことを指しており、分かりやすく例えるならば警察の鑑識課や科学捜査研究所が行う作業と似通っています。
探偵事務所では自社で鑑定機能を有している場合もあれば、研究所など専門機関と提携を結び鑑定を依頼する場合もあり、筆跡鑑定・指紋鑑定などを鑑定項目として掲げているところが多くなります。
続いて詐欺被害調査とは、詐欺被害の加害者の人物確認や所在を確認するための調査となります。
近年ではネットオークションによる詐欺被害が非常に多く発生しており、警察が行う調査と同等のレベルの高い調査となりますので対応できる探偵事務所は限られてきます。
ペット探しもしますが、専門の業者さんもいます
ペット探し調査とは、その名の通り飼っていたペットが逃げてしまい所在が分からない場合に依頼する調査となり、ただこの場合は探偵社が調査項目として掲げているケースは少ないです。
調査を行う上で探偵業法に基づく届出が必要ではないためどちらかといえば便利屋業者が行うケースが多くなります。中にはペット探し調査のみを専門とする業者もおり、探し出す能力は非常に優れているといいます。
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