誘拐は頻繁に起こっています~2日に1人子供が連れ去られている!
未成年の子供が失踪した場合には自らの意思で家出をしたというケースも考えられるのですが、まだ年齢が幼かったり家出をするような原因が思い当たらない場合は誘拐された可能性についても考えなければいけません。
近年では略取誘拐及び人身売買の件数は減少しており、警察庁の発表では平成24年度の事件数は188件と発表しています。
しかし、2日に1人の割合で連れ去りが発生していると考えれば決して他人の話ではないといえます。
いざという時のために逃げ方などを教える
では子供の誘拐を未然に防ぐためには何をすれば良いのでしょうか。
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ポイントとして大きいのはやはり教育を行うということで、危険人物の見分け方、危険人物との接し方、連れ去られそうになった場合の逃げ方などを具体的に教えることが非常に大切になります。
その際には言葉で教えるのではなく近隣の河原や公園などで叫び声の発声練習や逃げ方などについて実際に身体を動かすという事も大切です。
いざ危険な場面に遭遇しても怖さゆえに体が動かないという事もよくありますので、トレーニングを積み重ねておくと良いといえます。
防犯チェックポイント-警視庁ホームページより
防犯グッズを身につける
また最近の小学生の場合はランドセルに防犯ブザーが付いていますので、子供を狙う犯罪者へのけん制として有効なのですが、連れ去りに際しては犯罪者もその点をよく理解しておりブザーを押えて発報を回避するケースもあるのです。
そのためブザーがあるからと安心するのではなく、それとは別にアクセサリーに似せた防犯ブザーを取り付けておいたり、または携帯電話のGPS機能をオンにしたり警備会社の位置特定サービスを利用するなど複合的に対策を講じておくと良いでしょう。
子供の姿が見えなくなったらすぐに行動
さらに子供の姿を見かけなくなって、行方が分からない場合はすぐに行動に出ることが非常に重要になり、できる範囲の確認を手早く行い必要があればすぐに警察に通報することが、事件の解決のために非常に重要となります。
犯人からの連絡を受けてから事件が発覚したのでは遅いので、子供の行動は普段から注意を払い中学生や高校生など比較的に年齢が高い場合でも注意しておきましょう。
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