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子供のいじめ問題で親が自力解決が困難なら探偵に証拠固めの依頼を

2014.08.30

子供のいじめ問題で親が自力解決が困難なら探偵に証拠固めの依頼を はコメントを受け付けていません

子どものいじめの問題で、探偵事務所に相談に訪れたある方の体験談を紹介してみたいと思います。

こういった体験談を読むことで、子供のいじめに対して親がどのように対応していくことが解決につながるかについての、ヒントをつかんでいただければと思います。

知ったきっかけは子供の服の汚れでした

当方は長女と長男の二人の子がいるのですが、下の子が学校でいじめを受けていたと知ることになり、親としてどのように対処すればよいかわからず、解決までにはだいぶ時間を要しました。

いじめを知るきっかけとなったのは、子供の服が毎日のように汚れているという点に妻が気がついたことです。

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最初は汚さないように叱っていたそうなのですが、その際の子供が言い訳もせず涙を浮かべている様子が気に掛かり、その後に優しく問いかけたところ学校帰りに乱暴されていることがわかったのです。

相手は同じクラスで暴れん坊としてよく知られた連中で、リーダー格の一人とその取り巻きの二人がうちの子に手を出していたのです。

それを聞いた妻はその日のうちに学校に向かい、担任の先生に抗議をしました。

しかし、学校ではそうした兆候がまるで見られないことや、子供の服が汚れるのは当たり前などと、のらりくらりとした対応をされました。

さらにうちの息子の気の弱さが問題などと的外れな指摘をされたということを、その日の夜に憤慨した妻から聞かされることになりました。

一方で息子は先生に話をしたということで報復を恐れて学校に行きたがりませんでした。

よほど嫌な思いをしたのかと思い、私自身も学校を訪問しようと考えましたが、仕事の忙しさゆえに時間が取れずにすっかり困っておりました。

被害を受けてる映像を収集できたことで解決へつながる

そうした時にネットでさまざま情報を収集していたら、まずは確実な証拠を確保することが重要だと知り、探偵事務所に依頼をして調査を行ってもらいました。

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その結果、息子をいじめている瞬間の映像をたくさん収集することができました。また、学校内でも物が奪われ壊される瞬間の音声を録音することができました。

それらの証拠を持って、会社の半休をとり学校に訪れたところ、担任はこれまでの曖昧な対応とは打って変わり、校長ともども平謝りで、しっかり対策を行うことを約束してくれました。

しっかりと証拠を固めないと学校は認めない

このように学校の先生方は、自分たちの保身というのがまずはじめにありますので、こちらがしっかりと証拠を固めてそれを提示しなければ解決の扉を開くことができません。

また一方で加害者の親に対して話を持ちかける場合も、相手によってはかえって話がややこしくなる場合もあるのです。

近年では、自己中心的でわがままな親が非常に多く、そうした相手に対して謝罪を引き出したり子供を教育してもらうというのは困難を極めます。

彼らが自分でいじめの現場を目撃したわけではありませんので、こちらの主張を鵜呑みにすることはまずないのです。

参考記事:いじめに対して積極的でない学校とどのように交渉すべきか?

探偵事務所の調査は対策の第一歩

そうした時に探偵事務所の調査は非常に有効で、調査員は将来的に民事に持ち込むことを想定して法的に有効である証拠の確保に努めることになります。

学校内に調査員は立ち入れないものの、子供の持ち物に隠しマイクを取り付けるなどして状況をしっかりと記録し、また校庭や学外など監視しやすい場所での加害行為は映像で記録することになります。

また相手側がどこの誰か分からない場合は、加害者の子供を尾行して人物特定と所在の確認を行うことになります。

また、同様に他にも被害にあっている子供がいれば、それらの証拠も同時に収集しておきます。

そうした子供の存在を把握しておくことで、将来的に裁判などになった場合、こちらの主張を有利に導くことが可能になります。

このように、子供のいじめに対して探偵事務所の調査は、いじめ対策の第一歩として非常に有効であるといえます。

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