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どのようにして自分に合ったうつ病治療の医療機関を見つけるか?

2013.12.26

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大学病院の精神科は、心の病気や障害に対する治療を専門にしています。長期にわたるゆっくりした入院やリハビリテーションができます。

“精神科病院”に対抗がある場合、「近所の人に知られるのでは」といった不安もあり、わざわざ遠方の大学病院の精神科に通院するケースもあります。

同じ医師に相談してかかることが可能な診療所

診療所とは、寝台数が19床以下の医療機関のことをいいます。同じ医師に相談してかかることが可能で、信頼関係を築くことが容易な環境であるといえます。

近ごろでは、診療時間も午後や夕方、休日など、会社勤めの人の場合も通院しやすいよう、配慮がなされています。ただし、同じ精神科クリニックであっても、得意な専門分野が異なります。

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うつ病の治療の場合、どこまで専門的であるかを前もって、電話やメールで問い合わせておくとよいでしょう。入院が必要な場合に、紹介してもらえる連携医療機関があるかどうかもチェック項目です。

精神科を受診しにくい場合は心療内科を

主に、ストレスに関連した身体の疾患を治療している科ですが、うつ病治療も行っています。

精神科を受診しにくい場合、こちらを受診してもよいでしょう。

悩みを聞くエキスパート~臨床心理士

臨床心理士とは、大学院で臨床心理系の修士課程を修了し、臨床心理学を就業した人で、財団法人日本臨床心理士資格認定協会に認定された専門家をいいます。

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近ごろでは、臨床心理士を相談室に配備し、心理療法に重点を置く病院も増加しつつあります。

臨床心理士は、“悩みを聞くエキスパート”なので、相談が気軽にでき、話をじっくり聞いてもらえるというメリットがありますが、医師ではないため、薬の処方はできません。

健康保険も適用できないため、全て自費による治療となります。精神科と連携をとって、経過の総合的なチェックや薬の投与は精神科、心理療法は臨床心理士相談室といった診療体制を採用している病院もあります。

身近に相談できる保健師や精神保健福祉士

自治体の機関では、保健師や精神保健福祉士が電話や面接によって相談を受けてくれます。「病院に行くには、多少抵抗がある」と感じる人は、まず、保健師や精神保健福祉士に相談してみるとよいかもしれません。

悩みを話すだけでも気持ちが軽くなる場合も多いうえ、症状によっては、適切な医療機関を紹介してもらえるケースもあります。

かかりつけの内科医に話してみましょう

精神科や心療内科は敷居が高いと感じる場合、とりあえず、かかりつけの内科に相談してみるとよいでしょう。軽いうつ病であれば、内科医がうつ病の薬を処方してくれる場合もあります。

しかし、症状が軽くても長引くといった場合や、重症であるなどの場合には、専門医の紹介が必要となります。

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