香り、舌触りが野菜をよりおいしくさせる
おいしい野菜をスーパーで買うときには、目をよく働かせましょう。
最近は白菜やカボチャなど、大きなサイズのものは小家族にあわせてカットして販売しているのもよく見かけます。
おいしい野菜は精神的にもよい影響を与えます
丸ごと一個買う方がお得ですし、鮮度も落ちにくいということはあるのですが、料理のレパートリーが少ないと、どうしても余っています。
また、二人家族なら、コンビニで総菜を買ってきた方が安くつきます。そのような理由から、ついつい野菜を買って料理する機会が減ってきていますが、おいしい野菜は精神的にもよい影響を与えます。
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野菜が持っている独特の香りこそが季節感
おいしい野菜は、味がいいということはもちろんなのですが、それ以外にも、見た目、香り、舌触りといったものも重要になります。
よく、マスクメロンやスイカを食べるときに、口の中に筋のようなものが残ることがあります。筋があると、なんだかおいしくないですね。これは収穫直前まで窒素肥料が効き過ぎるとおきるものです。
また、その野菜が持っている独特の香りというのも格別です。季節感を感じるというのもありますね。
ウドやフキノトウなどの春の野菜は香りが強いものです。いわゆる軟白ウドは、地下深くで日が当たらないようにして育てられるので、天然のウドに比べておいしくないのが通例です。
舌触りや歯ごたえも美味しく味わうための要素
香りの強い野菜というのは、あくが強く、一度ゆでこぼさないとおいしくないものも多くあります。しかし、アクがある野菜は味も濃いので、できればアクをとらずに食べたいものです。
ただし、ワラビなど、特に山菜については、発ガン性の物質を含んでいる場合もあり、アクをとらなければいけません。
舌触りもおいしい野菜には大事な要素です。舌の上でとろっと溶けるような舌触りや、逆にシャキシャキと歯ごたえがないとおいしくないものもあります。
ハチヤ柿は、干し柿などでいただきますが、中が柔らかく、とろっとした舌触りがおいしさをなお引き立てます。一個千円以上もする干し柿ですから、ゆっくりと口の中で溶かすようにしていただきましょう。
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